第1話 直結方式とは
真空管アンプは電圧増幅管と出力管との間にカップリングコンデンサが入っている方式がメーカーや個人の自作機を含めてほとんでです。直結方式とはそのカップリング(結合)コンデンサが無い回路方式です。もちろん電源部にはコンデンサを使用していますが、信号ラインに使用していません。コンデンサは材質によってなんらかの音色の変化だけでなく音声信号の欠落を引き起こす傾向があります。なので取り外せば良いのですが、各真空管の結合に直流電圧の差も考慮する必要が発生し、回路設計が難しくなります
カップリングコンデンサを否定はしていません。が、音が良いカップリングコンデンサに私は巡り会わなかったのが直結方式を試作したキッカケです。音の良いカップリングコンデンサは存在します
現在、ほとんどの真空管アンプは直結ではありません。そこまで発展する前にトランジスタアンプが全盛となり、メーカーでの改良が非常に遅れました。トランジスタ回路に比べて回路も単純で、少ない部品点数で自作出来る事、電流を流しすぎて部品が赤熱するなどの少々のトラブルでも損傷しないなどのメリットがあるので愛好家の中でしぶとく生き残り続けました。最近は通販で真空管本体や部品の入手が容易になり、真空管アンプ作成愛好者が増えています
カップリングコンデンサを否定はしていません。が、音が良いカップリングコンデンサに私は巡り会わなかったのが直結方式を試作したキッカケです。音の良いカップリングコンデンサは存在します
現在、ほとんどの真空管アンプは直結ではありません。そこまで発展する前にトランジスタアンプが全盛となり、メーカーでの改良が非常に遅れました。トランジスタ回路に比べて回路も単純で、少ない部品点数で自作出来る事、電流を流しすぎて部品が赤熱するなどの少々のトラブルでも損傷しないなどのメリットがあるので愛好家の中でしぶとく生き残り続けました。最近は通販で真空管本体や部品の入手が容易になり、真空管アンプ作成愛好者が増えています