オーケストリオンの修復記念イベント
長野県東御市の明神池そばの梅野記念絵画館で大型オルゴールの「オーケストリオン」修復完了記念イベントとワークショップが開催されました。清里高原の「ホールオブホールズ」は音響装置の製作を趣味とする私としても興味があり、過去に入場して生の楽器の自動演奏を堪能した事があります。実際、装置を演奏可能の状態にして演奏を聴けるようにする努力は大変な事と思います。きょうは大型オルゴールを初めて聴いた人も多かったようで、演奏が始まると結構な音量や軽快な曲調にどよめきが上がりました。モーターでフイゴを動かし、楽譜紙に空いた穴の有り無しや長さで十数種類の楽器の演奏が進行します。動作の解説や修復の苦労話などを織り交ぜて自動演奏を聴かせてもらいましたが、腱盤のキーが演奏に合わせて動くさまは不思議な感覚です。電畜などのオーディオ機器より古い装置がこんなに極めこまかく素敵に曲を奏でているという事実はオーディオの原点を見る思いです。常設して、定時演奏を計画しているそうですので、再度、試聴に行って見ようと思っています。いやあ、素敵な音色です。
一番下の画像は修復を担当したかたが製作した手回しオルガンです。すごく可愛く魅力的な音がします
アンプの修理依頼があったりしてOTLアンプはかなり、製作が遅れていますが、増幅部の配線に入っていますので、近々UPしますね